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管外研修〜継体天皇陵墓を訪ねる〜

12月17日(金)

当協会では年に1回、管外研修として、京田辺と関連性のある地域を訪れる。

今年度は今城塚古墳をメインに訪れた。

最初の目的地は、茨木市にある前方後円墳の太田茶臼山古墳、第26代継体天皇陵だ。

宮内庁の管理下にあり、玉石の道を進むと目の前に鳥居とみっしりと繁った小高い森が見える。

 

続いて、新池ハニワ工場公園で登り窯を見学。

 

そして、今回の研修の目玉、今城塚古墳だ。

真の継体天皇陵である。

内濠堤にずらっと並べられた円筒埴輪は正面側だけ復元しているそうだ。

両側面の造出しもはっきりと残っている。

墳丘の上を自由に歩けるという事で、

高槻市文化財スタッフの方に案内して頂いた。

 

安満遺跡公園でランチ休憩。

 

最後に、安岡寺に立ち寄り、十一面千手観音菩薩像を拝観した。座像としては大きな、高さ1.4mのヒノキ一木造のどっしりとした仏さまだ。

ご住職から親しくお話をいただいた。

 

本日の研修では、古墳の上を歩くことができて、いささか高揚した気分で帰路についた。